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三遊亭圓生「古典落語名演集 三遊亭圓生 一 札所の霊験、居残り佐平次」 [落語]
立川志の輔「志の輔らくご両耳のやけど7 紺屋高尾」 [落語]
美濃部美津子「三人噺 志ん生・馬生・志ん朝」 [落語]
志ん生師匠の長女、美濃部美津子さんの視点からの志ん生師匠、馬生師匠、志ん朝師匠のはなし。
馬生師匠が赤ん坊の頃に志ん生師匠が子守をする話。お母さん(おりんさん)が働きに行っている間、ゆすってもおんぶしてもなかなか泣き止んでくれない。挙げ句の果てに「お乳が欲しいのか」って自分の乳首をすわせたらしい。
志ん生師匠があまりにも将棋にハマってしまい、弟子に「桂太」や「歩太郎」など将棋にちなんだ名前をつけていたらしい。また、楽屋で将棋を流行らせてしまった結果、皆、将棋を指している途中で高座に上がるもんだから、皆が噺を短くまとめて下りてしまう。それに気づいた席亭が怒って将棋盤を取り上げた。
...などなど、面白エピソードがどんどん出てくる。
「うさぎや」という上野にある老舗の和菓子屋で売っているどらやきの話。妹と2人で分けて食べて美味しかった、志ん朝師匠が生まれた時にもお祝いで食べた、というエピソードがある。実は、この「うさぎや」、文楽師匠も大好物だったらしい。「昭和の名人決定版 八代目桂文楽(弐)」によると、「うさぎや」の「石衣」が大好きで、糖尿病で医師から甘い物を止められていたにもかかわらず、毎晩食べていたとか。

CDつきマガジン 隔週刊 落語 昭和の名人 決定版 全26巻(13) 八代目 桂文楽(弐)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: 雑誌
うさぎやの所在地を調べてみると、上野鈴本演芸場の近くらしい。今度機会があったら、行ってみよう。
東京都台東区上野1-10-10
TEL03-3831-6195
営業時間9:00-18:00 (定休日 水曜日)
http://www.tctv.ne.jp/usagiya/
八代目 桂文楽 下巻 [DVD] 「明烏」/「寝床」 [落語]
今まで、文楽師匠の明烏と寝床は音声では聴いていたが、映像は初めて。てっきり白黒映像かと思いきやカラーなので驚く。カラーテレビが本格的に普及しはじめたのが1968~1970年頃だそうで、この映像は1970年のもの。文楽師匠が亡くなったのが1971年なので、すごく貴重な映像。
文楽師匠が寄席で明烏を演じると、寄席の売店の甘納豆が売り切れた、というエピソードは知っていたが、なるほど、口の中に下からぽいっ、ぽいっと放り込む感じで甘納豆を食べていたのか。
話の構成はもちろん目線から仕草に至るまで磨き抜かれており、全く無駄がないので、一度見ただけでは追い切れない。文楽師匠はしばしば一流料亭のお座敷に呼ばれて高座を努めていたそうだが、目の前で見る芸はどんな印象だったんだろうか。
志ん朝一門「よってたかって古今亭志ん朝」 [落語]
目次
7 出会い
59 ただいま修行中
103 「師匠っ、稽古をお願いします」
141 しくじりもまた楽し
171 四つの落語会
187 一九七八年五月 三遊協会旗揚げできず
203 突然の別れ
225 志ん朝がこだわったもの
志ん朝の弟子達により語られる古今亭志ん朝。今まであまり聞いたことがなかった志ん朝のおかみさんの話もたくさん出てくる。考えてみれば、内弟子のいる噺家のおかみさんというのも大変だ。始終顔を合わせているわけだし、弟子達はひと癖もふた癖もあるし。弟子達は、志ん朝師匠の弟子にはなったがおかみさんの弟子になったわけではないのに、なんでおかみさんの言うことに従わなきゃならないんだ、と入門当時は考えがちだが、おかみさんの立場にしてみれば、自分の弟子でもないのに、家に住み込みで、しかも色々としくじりをやってくれるし、ということで、慣れないうちはお互いに苦労するのも考えてみればもっともな話。また、これについて志ん朝の「あのなあ、一番身近な人をいい気にさせられなかったら、芸人になれないよ」って意見も納得できる。
志ん朝との別れの場面は特に印象的。亡くなる日の朝。
弟子の名前を出すと、その瞬間だけ師匠が反応したからね。おかみさんと朝太は方々に電話をしていて、私(志ん輔)が、
「才賀っ、交代、交代っ」
って言った時、おかみさんが、
「お父ちゃんよく頑張ったね。もういいよ。ねっ、寝かせてあげようねっ」
で、お姉さん(美津子)が、
「強次っ、強次っ、真っ直ぐ父ちゃんと母ちゃんのところへ行くんだよっ」
って言ってすぐに、師匠はすーっと息を引き取ったんです。
何度読んでもこの場面は泣ける。
川島雄三監督「幕末太陽傳」 [落語]
この映画の存在は、以前、
栄光なき天才たち 10 (ヤングジャンプコミックス)
を読んでいたので、居残り佐平次がベースになっている映画ということは知っていたのだが、なかなか見る機会がなかった。
見終わった今となっては、居残り佐平次はフランキー堺以外に考えられない。居残り佐平次という噺はフランキー堺が元なんではないか、と思えるくらい。そして、セリフも仕草も、フランキー堺がいちいち格好良すぎる。浴衣や羽織をふわっと着る仕草が格好いい、というのは以前から色んなところで聞いていたが、確かにマネをしてみたくなる。
舞台となる相模屋は、品川に実在した遊郭旅籠を忠実に再現したものだそうで、想像していた以上に廊下も階段も幅が広くて驚く。
石原裕次郎、南田洋子をはじめ、出演者がすごく豪華。岡田真澄はあまりに若すぎて、後で調べるまで分からなかった。菅井きんは、昔からあのままだったのか。品川心中の金蔵役(この映画は居残り佐平次以外にも品川心中や五人廻しなど、いくつかの噺がベースになっている)の小沢昭一も気づかなかった。
落語が題材ということを抜きにしてひとつの映画作品として見ても、クオリティが高すぎる。
なお、詳しい解説は、以下のサイトを参照のこと。
監督・川島雄三傳 『幕末太陽傳』作品詳説・ロケ地探訪
http://www.sadanari.com/k-sakuhin/baku-st.html
立川談志 ひとり会 落語ライブ’92~’93 第3巻 ざ・まくら スペシャルトーク「芝浜」「饅頭こわい」 [落語]
先日、生志師匠独演会の後の打ち上げで、生志師匠になぜ談志師匠に弟子入りしたのか伺ったところ、芝浜に感動して、と言われていたので、芝浜を視聴する。
なるほど、これはすごい。人物や情景の描写が細部に至るまでリアル。女房が良い人すぎない。亭主が働かない、借金は増える一方、という状況で、亭主に対し献身的で低姿勢を維持することができるはずもなく、そのあたりの苛立ちぶりはつい態度に出てしまう。その一方で、最後に財布のことを白状する場面で、「別れないでおくれ。おまえさんのことが好きだから。」 確かに、財布のことをだまし続けていたのが3年もの長期間であることを考えると、「ぶってもかまわない。」よりも「別れないでおくれ。」の方が、それらしい気がしてくる。その後の「おまえさんのことが好きだから。」も良い。腕はいいがダメ亭主と、その亭主に献身的につくす妻、という主従(?)関係よりも、もっと夫婦の関係が対等に近い、という印象を受けた。
夫婦以外の登場人物を排除しているという点も面白い。例えば、志ん朝版だと、亭主の働きぶりが悪くてお得先に小言を言われたり、財布を拾った直後に仲間を大勢呼んで酒盛りをする場面で、夫婦以外の人物が登場するが、談志版ではすべて夫婦の会話の中に収めてしまうことで、夫婦の会話がより際だっているように感じた。
日本名建築めぐり [その他]
旅チャンネル「日本名建築めぐり」
今日からスタート。第1回は古今亭志ん五師匠が「旧安田楠雄邸」をご案内。ものすごく贅沢な作りもさることながら、これだけの建物が関東大震災も戦災もくぐり抜けたことの方が驚き。少し調べてみると、志ん五師匠は、つい数日前(6/6)に安田邸で独演会をされたばかり。
http://www.tabi-ch.net/tabichnet_journey_meikenchiku
最寄り駅が千駄木なので、圓朝まつりの前日に行ってみるというのも手かも。
旧安田楠雄邸
文京区千駄木5-20-18
東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩6分
公開日時:水曜日・土曜日 10時30分~16時00分
今日からスタート。第1回は古今亭志ん五師匠が「旧安田楠雄邸」をご案内。ものすごく贅沢な作りもさることながら、これだけの建物が関東大震災も戦災もくぐり抜けたことの方が驚き。少し調べてみると、志ん五師匠は、つい数日前(6/6)に安田邸で独演会をされたばかり。
http://www.tabi-ch.net/tabichnet_journey_meikenchiku
最寄り駅が千駄木なので、圓朝まつりの前日に行ってみるというのも手かも。
旧安田楠雄邸
文京区千駄木5-20-18
東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩6分
公開日時:水曜日・土曜日 10時30分~16時00分
江戸の青空 - Keep On Shackin' - [江戸]
江戸の青空 - Keep On Shackin' -
制作:北九州芸術劇場
脚本:千葉雅子
演出:G2
想像ですが、脚本の千葉雅子さんは、あの噺とこの噺をここでくっつけてと、パズルを解くような感覚で楽しみながらストーリーを組み立てていったのではないでしょうか。落語のオールスター(?)総出演という感じ。吾妻橋の上から身投げをしようとしている文七を柳田格之進が止めようとするなど、なかなか新鮮。これはもう、新作落語ですね。「文七元結」、「柳田格之進」、「三軒長屋」、「御神酒徳利」など、メインのストーリーにからむ演目以外にも、「らくだ」や「たらちね」などの小ネタを随所に仕込んでいるあたり、落語ファンを飽きさせません。ABBAのヒット曲をベースに作ったミュージカル「マンマ・ミーア」を見ている時のような気分でした。あれも、良くもまぁ無理なくひとつのストーリーにまとめたな、と感心しましたが。
いつもは情景を思い浮かべながら聴いている噺が具体的な映像となって目の前に現れるので、公演が始まってしばらくの間は違和感がありましたが、割とすぐに慣れました。花緑師匠の御神酒徳利の善六役も非常に良かったです。今度、師匠の御神酒徳利を聴いてみようと思います。
それにしても、休憩なしの150分連続公演があっという間でした。途中、投げた茶碗が割れない、小道具を破壊してしまう、などのハプニングがありましたが、それもアドリブで笑いに変えていくあたり、本当に魅せてくれました。
ところで、ネットを見ていると、元ネタに「火焔太鼓」という記述がありましたが、いったいどこ?
制作:北九州芸術劇場
脚本:千葉雅子
演出:G2
想像ですが、脚本の千葉雅子さんは、あの噺とこの噺をここでくっつけてと、パズルを解くような感覚で楽しみながらストーリーを組み立てていったのではないでしょうか。落語のオールスター(?)総出演という感じ。吾妻橋の上から身投げをしようとしている文七を柳田格之進が止めようとするなど、なかなか新鮮。これはもう、新作落語ですね。「文七元結」、「柳田格之進」、「三軒長屋」、「御神酒徳利」など、メインのストーリーにからむ演目以外にも、「らくだ」や「たらちね」などの小ネタを随所に仕込んでいるあたり、落語ファンを飽きさせません。ABBAのヒット曲をベースに作ったミュージカル「マンマ・ミーア」を見ている時のような気分でした。あれも、良くもまぁ無理なくひとつのストーリーにまとめたな、と感心しましたが。
いつもは情景を思い浮かべながら聴いている噺が具体的な映像となって目の前に現れるので、公演が始まってしばらくの間は違和感がありましたが、割とすぐに慣れました。花緑師匠の御神酒徳利の善六役も非常に良かったです。今度、師匠の御神酒徳利を聴いてみようと思います。
それにしても、休憩なしの150分連続公演があっという間でした。途中、投げた茶碗が割れない、小道具を破壊してしまう、などのハプニングがありましたが、それもアドリブで笑いに変えていくあたり、本当に魅せてくれました。
ところで、ネットを見ていると、元ネタに「火焔太鼓」という記述がありましたが、いったいどこ?
落語協会監修「二八ざる蕎麦」「いなり寿司」発売 [和食]
落語協会メルマガによると、サークルK・サンクスで落語協会監修の「ざる蕎麦」と「いなり寿司」が発売決定とのこと。
「二八ざる蕎麦」(395円):6月16日(火)~6月29日(月)
「わさびと五目のおいなりさん」(260円):6月18日(木)~7月1日(水)
商品には、3種類の落語カード:「時そば」「そば清」「王子の狐」のどれか一枚が付いている。
また、この落語カードのQRコードから専用ケータイサイトにアクセスすると、「前座の上がり」や「二上がりかっこ」(小三治師匠の出囃子)の着メロ出囃子がダウンロード出来る。
日経プレスリリース(2009/6/10)
サークルKサンクス、「二八ざる蕎麦」と「わさびと五目のおいなりさん」を販売
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=222438&lindID=2
「二八ざる蕎麦」(395円):6月16日(火)~6月29日(月)
「わさびと五目のおいなりさん」(260円):6月18日(木)~7月1日(水)
商品には、3種類の落語カード:「時そば」「そば清」「王子の狐」のどれか一枚が付いている。
また、この落語カードのQRコードから専用ケータイサイトにアクセスすると、「前座の上がり」や「二上がりかっこ」(小三治師匠の出囃子)の着メロ出囃子がダウンロード出来る。
日経プレスリリース(2009/6/10)
サークルKサンクス、「二八ざる蕎麦」と「わさびと五目のおいなりさん」を販売
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=222438&lindID=2
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