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江戸の青空 - Keep On Shackin' - [江戸]

江戸の青空 - Keep On Shackin' -
制作:北九州芸術劇場
脚本:千葉雅子
演出:G2

想像ですが、脚本の千葉雅子さんは、あの噺とこの噺をここでくっつけてと、パズルを解くような感覚で楽しみながらストーリーを組み立てていったのではないでしょうか。落語のオールスター(?)総出演という感じ。吾妻橋の上から身投げをしようとしている文七を柳田格之進が止めようとするなど、なかなか新鮮。これはもう、新作落語ですね。「文七元結」、「柳田格之進」、「三軒長屋」、「御神酒徳利」など、メインのストーリーにからむ演目以外にも、「らくだ」や「たらちね」などの小ネタを随所に仕込んでいるあたり、落語ファンを飽きさせません。ABBAのヒット曲をベースに作ったミュージカル「マンマ・ミーア」を見ている時のような気分でした。あれも、良くもまぁ無理なくひとつのストーリーにまとめたな、と感心しましたが。

いつもは情景を思い浮かべながら聴いている噺が具体的な映像となって目の前に現れるので、公演が始まってしばらくの間は違和感がありましたが、割とすぐに慣れました。花緑師匠の御神酒徳利の善六役も非常に良かったです。今度、師匠の御神酒徳利を聴いてみようと思います。

それにしても、休憩なしの150分連続公演があっという間でした。途中、投げた茶碗が割れない、小道具を破壊してしまう、などのハプニングがありましたが、それもアドリブで笑いに変えていくあたり、本当に魅せてくれました。

ところで、ネットを見ていると、元ネタに「火焔太鼓」という記述がありましたが、いったいどこ?
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江戸の青空 [江戸]

文七が集金したはずの五十両もの大金がどこを探しても無い。その五十両を芝浜で勝五郎が拾ってしまう...
何とも興味深いお芝居があるようです。

「江戸の青空」
http://www.g2produce.com/agape/aozora/index.html

「文七元結」「芝浜」「三軒長屋」「厩火事」「柳田格之進」「御神酒徳利」「井戸の茶碗」が
組み合わさって新たなストーリーを形成しているようです。

東京:世田谷パブリックシアター 2009年5月24日(日)~6月7日(日)
広島:アステールプラザ大ホール 6月11日(木)
北九州: 北九州芸術劇場 中劇場  6月12日(金)~14日(日)
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 6月19日(金)~21日(日)
名古屋:愛知県勤労会館 6月22日(月)
札幌:札幌市教育文化会館 6月24日(水)・25日(木)
新潟:りゅーとぴあ・劇場 6月27日(土)
仙台:イズミティ21大ホール 6月29日(月)

花緑師匠も出演とのこと。
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杉浦日向子「百物語」 [江戸]


百物語 (新潮文庫)

百物語 (新潮文庫)

  • 作者: 杉浦 日向子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 文庫



ある水油屋にて。近頃、家内が妙によそよそしい。家内だけでなく、子や店のものまで。問いただしてみると、妻から「つつがなく居るから案ずることはない。じき帰る」という自分の署名入りの手紙を差し出される。「俺の字に似ているが、こんな物はかかぬ。全体、帰るも何も、俺はここにいるではないか。」と言ってみたものの、ふと気がつくと、いつから自分がここにいるのか分からない。子供を呼び寄せようとしても子供の名前が出てこない。考えるほど、だんだん家人が他人に思えてくる...

といったような奇妙な99話から成る漫画。1話あたり約7ページと非常に短い。星新一のショートショートの読後感と似ている。
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NHKオンデマンド 「コメディー お江戸でござる」 [江戸]

杉浦日向子つながりで、NHKオンデマンドの「コメディーお江戸でござる」を視聴。

https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800007800000/index.html

落語とはまた違った形で江戸が楽しめる。お芝居、歌、「おもしろ江戸話」というコーナーの3部構成。1話約43分。

お芝居もさることながら、平易な表現で愛情たっぷりに江戸話を語ってくれる「おもしろ江戸話」の杉浦日向子氏の解説が良い。2回分といわず、ぜひもっと視聴できるようにして欲しい。

杉浦日向子「お江戸流さんぽ道」 [江戸]


お江戸風流さんぽ道 (小学館文庫)

お江戸風流さんぽ道 (小学館文庫)

  • 作者: 杉浦 日向子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/06/07
  • メディア: 文庫



本書は「 ごくらく江戸暮らし」と「ぶらり江戸学」の2部構成。第一部は首都高速道路公団広報誌「山手倶楽部」1992年11月発行1号~1997年4月発行18号に連載した物を加筆修正し、単行本としてまとめられたもの。第二部はテレビ東京の番組「夜中の学校」の講義録をまとめたもの。

第二部は、元がテレビ番組というだけあって、浮世絵や、杉浦日向子氏本人が板書したと思われる図が豊富で興味深い。ついこの間まで江戸に行ってきました、と思わせてしまうようなリアルな描写が多く、歴史物というよりも海外旅行記でも読んでいるような気分になる。


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河合敦監修「図解江戸の遊び事典」ー決定版(歴史群像シリーズ) [江戸]


図解江戸の遊び事典―決定版 (歴史群像シリーズ)

図解江戸の遊び事典―決定版 (歴史群像シリーズ)

  • 作者: 河合 敦
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本



落語や歌舞伎は言うに及ばず、園芸、ペット、釣り、子供の遊びまで「江戸の遊び」を網羅している。
歴史的資料だけでなく、オリジナルのイラストも多い。
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金春屋ゴメス [江戸]

糸井重里氏曰く、

ぼく個人が、どうして落語をすきなのか、とても短く、簡単に言ってしまうと、 「その世界に住んでみたい、と思わせてくれる」からです。


まさに言い得て妙。最近は、半ば本気で「落語世界の住人になりたい」と思いながら落語を聞いていると言っても良い。でも、本当に暮らしていくには、どうやって生計を立てていくのか、何を着て何を食べるのか、頭はちょんまげでいいのか、病気になったらどうするのか、などなど、色んなことを知ってなくてはならない。隣人の熊さんや八っつあんに誘われるかもしれないので、呑む、打つ、買うも一通り心得ておく必要がある。...などと現実の日常生活には何の役にも立たないことに興味を持つ今日この頃であるが、まぁ、そういった訳で、「日本の中に独立国家として存在する江戸」という本書の設定には当然のことながら魅力を感じ、購入するに至った訳である。

読む前は、内閣総理大臣 織田信長のような軽いノリの本かと思っていたが、話の展開はもう少しシリアス。

この話は、主人公がタイムスリップして過去の江戸に行くのではなく、現代(というか近未来)の日本から独立した国家として存在する江戸に入国、という点がポイント。江戸から一歩出れば近代的な生活、設備、先進的な医療技術等が存在するにもかかわらず、あえて江戸に住むとはどういうことか。住民は望んで江戸に住んでいるわけだから生活が不便になることを受け入れるのは当然。でも、近代技術があればおそらく解決できるのに、鎖国政策をとっているが故に苦しまなければならない時、それでも江戸に住みたいか、という問いへの回答は容易ではない。「江戸に住むとは?」を色々と考えさせてくれるという点で非常に面白かった。癖のある登場人物も魅力的。

金春屋ゴメス

金春屋ゴメス

  • 作者: 西條 奈加
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本


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こんなに楽しい江戸の浮世絵-江戸の人はどう使ったか [江戸]

この本を見ると、浮世絵が、当時の漫画であり、人気役者や力士や花魁のプロマイドであり、旅行のガイドブックであり、チラシであり、新聞であり、組立絵(くみあげえ)であり、双六であり、とにかく、庶民にとってのありとあらゆる情報の媒体になっていたことがわかる。この本の副題にもあるように、浮世絵は「見るもの」というより「使うもの」という表現の方がぴったりである。

よく、現在のギャグ漫画等で、ある人物が葛藤する時、その人物の頭の上で天使と悪魔が争っているという構図がある。浮世絵では、顔に「善」「悪」と書かれたフンドシしめた善玉、悪玉が「よいよい」「アリャアリャ」とか言って争っている同じような構図がすでにある。山東京伝の「心学早染草(しんがくはやぞめぐさ)」にも、遊郭で遊女と遊ぶ男の上に登場している。悪玉だけが。「葛藤はないんかい!」と思わず突っ込みを入れてしまいたくなる。

ちなみに、この本に載っているのとは違うものだけど、だいたいこんな感じ。この絵だと、1対3で苦戦しているが、一応善玉もいる。(東京都立図書館のウェブページより)

こんなに楽しい江戸の浮世絵―江戸の人はどう使ったか

こんなに楽しい江戸の浮世絵―江戸の人はどう使ったか

  • 作者: 辻 惟雄, 田辺 昌子, 浅野 秀剛, 湯浅 淑子
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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